読書

マリア様がみてる フレームオブマインド

やっぱりこの作者は短編向きです。無理に長編を書かずに、短編を積み重ねて物語を進めていくのが最良だと思う。祥子さま卒業で終わろうよ、一回。

「人類は衰退しました」

田中ロミオは引き出し多いなあ。まったりなのに読ませる力もあるし。掴みって大事だなぁと思う所存。ori4も気合い入れよう。

僕僕先生

いまから読むのですよ。

あらしのよるに

全六巻のセットを読んでみました。子供たちへのクリスマスプレゼントという名目で買ったわけですが、真っ先に読んだのは自分でした。だって結末を知りたかったんだもの。 七冊目については読もうか読むまいか悩んでいるところですが、たぶん読まないでしょう…

『青い花』志村貴子

やっべ。萌え転がる。 読んでないひとは読むが良いよ。

出張中に読んだもの

灼眼のシャナⅠ&Ⅱ 煉獄のエスクードⅡ ある日、空から爆弾が落ちてきて GOSICK どれもこれも気になっていた奴ではあるんですが、「シャナ」と「GOSICK」についてはなんか文章が気に食わないというか、「シャナ」の方はそれでもまだいいんですが(段々、慣れた…

『模倣犯』 宮部みゆき

※ネタバレあります。 長かった。良い作品であったことは確かだけど、ここまで事細かに書かなきゃいけなかったのかと疑問も残った。事件の締めくくりに向かっていく際に、それまで書いていた事件の点を繋げて線にする作業を(わざと)怠っているだけに後半の…

『光の帝国 常野物語』 恩田陸

仮面さんの日記で取り上げられていたので気になっていた。たまたま古本屋で見付けたので買っておいた。そして読んでみた。なんと作者は女性だった。そいでもってSFらしかった。びっくりした。でも新井素子ほど説明してはくれなかった。投げられていた。文章…

模倣犯

秋の夜長にようやく読み始めた。今頃とか言うな。

アルスラーン戦記11

……まだ買ってません。 というか既刊全部売っちゃったよう(涙

「終戦のローレライ」福井 晴敏

なんというかですね、Fateに似た匂いがあった気がしたわけですよ。それはなんでかな、ということを考えると、主人公(のひとり)である征人のその無垢な真っ直ぐさみたいなものを表現するのにとにかく文章量で押してきた、という所にあった気がします。良い…

「終戦のローレライ」

四巻目突入。艦長、熱いぜ。

「終戦のローレライ」福井 晴敏

文庫版四巻が古本屋に並んでいたので接収。いつから読もうかしら。ついでにまだ読んでいなかった「川の深さは」も同時購入。こっちからがいいかもなぁ。

最近読み終えたもの

「マリア様がみてる 薔薇のミルフィーユ」 「三月。七日」 「煉獄のエスクード」 うーん、ラノベってるなぁ。最近。というか長いの読み始めたら嫁さんに怒られるのよ。子供の相手しなさいって。独り身の時間というのは貴重だな。ほんと。

「E.G.コンバット 1st、2nd、3rd」秋山瑞人

古本屋でぞろりと揃ってたので速攻確保。んで読んでみた。いやー面白い。まだまだ謎が解明されてないんでなんとも言えないけど「Final」まだかよーとだけ(笑

『妹オーディション』その2

界隈のBBSだとか日記をつらつら読むに、どうも乃梨子が泣いた場面があまりに唐突だったように思える人が多いらしい。確かに伏線が少ないし、乃梨子と瞳子の関わりを示すエピソードもない。故に瞳子に対する乃梨子の感情が計りきれなかったのはやむを得ないと…

「夕凪の街 桜の国」こうの史代

ようやっと手に入れて読んだわけです。いまさら内容を説明するような本でもないので、内容には触れませんが、ともかく戦争を知らない世代は読んでおく方が良いのかも。

『妹オーディション』

ネタバレ反転。 さて新刊ですが。ひさしぶりに物語が大きく展開しはじめた感があります。のんびりだらだらと続いたここ暫くの停滞感を思いっきり吹っ飛ばしてくれそう。そして最終目的さえ示されました。まあ前回(インライブラリーではなくて特別でないの方…

新刊情報

四月に新刊が出るらしい。副題は「妹オーディション」らしい。元ソースが2chなのでガセじゃないといいなと思う。

『薬師寺涼子の怪奇事件簿〜夜光曲〜』田中芳樹

些か惰性で読み続けている感もなくはないわけですが、田中芳樹の最新刊です。どうしてかいままでとは違う出版社から出てくるという。まーその辺はどうでもいい訳ですが。 つまるところ田中芳樹というひとは小説家というより物書き、と読んだ方が良くて、むし…

『塩の街』有川浩

風見さんが感想書いてたの読んで思い出した。そういや読み終わってたんだった。 んで感想ですが。あらすじは略するとして、やはり風見さんの言うとおり最初の二編がとても心に残る出来合いでした。滅びつつある街のなかで必死に生きて死んでいくものたちの切…

『鉄コミュニケイション1』秋山瑞人

これって原作(アニメ?)の続き物なのかな。それとも原作のノベライズ? よーわからんけど。 ともあれいろいろと謎を伏せたまま話が進行しております。イリヤの原型ここにありといった感じでしょうか。チェスと将棋ッつーのもいい対比というか。まだまだど…

『ガラスの麒麟』 加納朋子

なんでこんなに面白いんだろう。駒子シリーズとはまたちょっと違う視点でもって語られる物語。様々な登場人物がそれぞれステキ。最終話の犯人捜しがちーとばかしご都合っぽかったのはアレですが、そもそも殺人事件そのものがあんまり重視されてないのでこれ…

『乃木坂春香の秘密』五十嵐雄策

インライブラリー探索時に、なんとなく立ち読みしていたら、その文章というか勢いというかよく判らないものに猛烈に惹かれて気がつけば購入していた。ちなみにしゃあ氏のイラストにも惹かれてはいるが。 内容はそう奇抜なものではない。ラブコメの王道と言え…

『星界の戦旗Ⅳ』森岡浩之 

星界の戦旗Ⅲが出たのって何年前だったっけ。 読んでみましたが、前巻の話の内容をきれいサッパリ忘れてて、登場人物すらあやふやでした。内容はまあ上下巻の上というところでいいとこで終わったのかな、と。 というかジント影薄すぎ。主人公なのに。 こりゃ…

『魔術師ドンコ』 若松旺

小学生の頃に読んで、内容がよくわからないまま、それでもなぜか心惹かれた作品だった。 残念ながらいまは手元にないので読み返すこともできないけど、たしか学校嫌いの中学生ドンコという男の子の話だったと思う。心優しき他人のためにしか魔法を使えない魔…

マリア様がみてる「イン ライブラリー」 今野緒雪

やっぱ、このひとはこういう短編をいくつも並べたような書き方が一番良い、というか合ってる。 久々の当たりだなぁ。無理にこね回さずとも当たり前のように物語を並べられるのは、作者だから、ってだけではないでしょう。うん、いい仕事してる。いや、創作意…

『ななつのこ』 加納朋子

いいなー、と呟いた。もうすでに「魔法飛行」も読み終わってはいるのだが、どっちかといえばやはり「ななつのこ」の方がお気に入り。駒子いいなぁ、とか駒子のお姉ちゃんも捨てがたいなぁ、などと思う私は終わっているのかもしれない。 …まったく感想になっ…

『戦略拠点32098 楽園』 長谷敏司

なにをいまさらと言う感じで読んだんですが、いいですねぇ。わりと薄くてすぐに読めるだろうとタカを括っていたんですが、序盤で流し読みするのは勿体ないことに気付いて、久々にじっくりと読みましたよ。読み終えて、一息ついて、それから冒頭をもう一度読…

『死にぞこないの青』 乙一

正直、あまり面白くなかった。いじめを受ける子供の感情を上手く描いているとは思うが、言ってみればそれだけかも。好きなものを好きなように書いた、と後書きで語っているが、ほんとにそうだと思う。エピローグででてくるちょっとドジな女の子先生をもっと…