『Twelve Y.O.』 福井晴敏
 読み終わった。こっちのほうが映画化しやすいんじゃないか。アニメ化とか。なかなか難しいとは思うけどね。
 亡国のイージスを先に読んでいると、どうしても駆け足気味に感じてしまうんだけどそれはもう致し方ないものでしょうね。発表の順番に読んでれば気が付かないモノだろうし。個人的にはあんまり長すぎるよりはこれぐらいの方がいい感じかもしれない。東馬×夏生由梨のエピソードがほとんど描かれていないのはちょっともったいなかったけど。個々の背景もだけど。
 超アインこと、理沙の見せ場も思ったよりはさほど多くはない。平だって結局最後までイメージが湧かなかった。このふたりをもっと上手く描いてみると亡国のイージスのふたりになる、と言うことなんだろうな。なるほどなるほど。
 さて次は『終戦のローレライ』を手に入れてこよう。『月に繭 地には果実』も。『川の深さは』だってまだなんだけど(笑