続「福岡県西方沖地震」

 未だに余震が続いていて、いまさっきも震度四の揺れが襲いました。仕事先に出ていると家族のことが心配になります。いやはや天災というのは怖いですね。
 自宅の被害は食器類がいくつか割れた程度で済みました。被害が最小限に留まったのは嫁入り道具の家具類(食器棚含む)は結構いい造りだったからでしょう。倒れるということもなく被害が広がらなかったのが幸いです。半日で現状復帰できたのも良かった。地震発生がお昼前だったのも幸いだったということでしょう。お昼時だと火災の心配もありましたが(なにせアパート暮らしなもので)こっちも幸いということで。
 やはり古い家は相当の被害が出ているようです。半壊した家があちらこちらに見受けられます。塀が崩れたり、地面が割れているところもありました。橋とか落ちなくて良かったなぁ。
 震度六を越えるような地震が三百年も起こっていなかった地域だけに、地震に対する準備というのはなかなかなされていませんでした。油断というところでしょうね。中越のように夕方に起こっていたらと思うと結構怖いです。
 私の場合、神経が太いのか鹿児島で慣れているのか(頻発とはいわないけど結構ある)、眠れないということはないんですが、嫁さんなんかはまだ神経をピリピリさせています。ちょっとした揺れでも起きたりとかしてるようですし。余震が早く収まってくれればな、と思いますがこればかりはなんとも…。
 一応、今後の対策も兼ねて転倒防止用の金具を設置したりしています。翌日、日曜用品店からはその手の商品が消え去っていたのはわりと笑えましたが。みんな考えることは一緒ですよね。
 取り敢えず、無事で良かったな、と家族共々喜んでいます。